ドル崩壊のXデー 後編
投稿者: マスカラス 投稿日時: 2009/10/01 23:23:15
「どうも、このところのドルの動きがおかしい…。」
金融危機以降、株屋だけでなくマーケットのでダウ平均や為替動向を目にした人間なら誰しもこの異変に気がつく。
国内には政権交代以外に(これすら経済にはしばらくマイナスかも知れない)なんの経済的プラス材料がないにも関わらず有事の円買いが加速、この急激な円高が回復の兆しを見せ始めようとした輸出産業(自動車、家電ほか)を苦しめる。
なぜかこのタイミングで北米市場でのトヨタリコール問題も浮上。世界経済がここまで相互依存を深めている以上、今さら固定相場には戻れない。
歴史上、ローマ帝国、オスマン帝国、ひいてはモンゴル帝国が崩壊した真相が、経済政策の失敗にあったことは並みの学者なら知っている。
国内の急激なインフレと大量の対外債務の山。10%を超える実質失業率と内需の著しい低下。かつての帝国と似たようなことが、ベルリンの壁崩壊を遥かに上回るスケールで「海の向こうの債権大国」で密かに進行中。
IMFの発表では、世界経済はインド・中国を中心としたアジアを中心に回復傾向だという。
まさにBRICSサマサマである、「先進国の未来は新興国にあり」というわけか…。皮肉にも今日の夜には、2016年オリンピック開催地が決定する。
米国が天文学的な対外債務を撒き散らし相変わらず平然としていられる要因はただひとつ、強力な軍事力をバックにした借金の積み上げである。米人のこれまでの裕福な暮らしを支えるのはご存じ、中国、日本、そして欧州資金による対外債務の買い支え。
膨大なドル紙幣を刷り続け海外投資を増長する様は、なるほどかつてのローマ帝国の通貨品質低下、モンゴル帝国の紙幣乱造となんら変わるところがない。帝国の崩壊を分析するサイトもすでにある、その名もズバリDollarcollapse.comでは、ご丁寧にチャート付きで昨今のドル崩壊危機を解説。
これをかつての共産主義崩壊同様に資本主義経済の限界とみるか、はたまたウォール街の謀略と見るか学者に任せるが、2年以内に少なくともこの「金融津波」が日本並びにアジア経済圏をかつてないインパクトで直撃する。
外貨準備の殆どをドル建てで用意してきた日本、軍事大国への道をひた走る中国はもちろんドル帝国の崩壊を一国で食い止める資金力がある国家はこの地上には存在しない。
果たして資金力ある各国の「資本家グループ」はこの事態を絶好の金儲けと捉え、どのようなタイミングで売り抜けるつもりなのだろうか。

2009/10/2 金曜日 at 11:04 AM
要するにドルを軍票と考えれば良いのかな?ドル離れは着実に進むから何れは軍票と化す。そういえば戦後に軍票や国債抱えて泣いた人が一杯いた。
もうじきドルを抱えている素人FXトレーダーがなだれを打ってドル売り始める。馬鹿にできない金額だと思うよ。負の連鎖の始まりだ。
2009/10/2 金曜日 at 11:19 AM
「どうもこのところ」じゃなくて、ドルがやばいとはもう何年も前から言われていたこと。ローマ帝国が滅びたのはキリスト教のせいです。
米国がこれほどの借金を抱えているのは、ただ軍事のせいだけじゃないですよ。軍事のせいだけってあまりにも短絡的。
BRICS、特に中国はアメリカ以上のとんでもない爆弾を抱えていることをお忘れなく。
2009/10/2 金曜日 at 11:26 AM
米国が滅びるのもキリスト教のせいなのですか?
よくその論理がわかりませんが。
2009/10/3 土曜日 at 1:35 AM
そんなことは一言も言っていません。
ただローマ帝国が崩壊し、その後ヨーロッパの文明がルネッサンスまで退化し続けたのはキリスト教原理主義のせいです。