混合診療禁止はおかしい(RS-86)

投稿者: 投稿日時: 2009/10/01 9:08:50

混合診療の禁止というのは具体的には以下のようなことをいうのだが、法令で決まっているわけではなく、通達できめられていた。そこで、今回裁判所の判断が一審違法、二審合法となったので、いずれ最高裁の判断が示されるであろう。

混合診療の禁止の意味:たとえば、がん患者が通常の保険診療のほかに、リンパ球療法のような日本の保険では認められていない治療を受けると、保険診療の部分も含めてすべて自己負担となる。

これは法律的には、健康保険法に保険医療は療養担当規則にのっとって行うと書かれていることが通達の根拠となっているが、常識的に考えればおかしい。保険外部分を自己負担するのは理解できるが、保険にのっとって行った治療まで自己負担というのでは、保険外治療を禁止するための懲罰といわざるをえない。

これに対して厚生省を支持しているのは医師会だけでなく、本田医師のような改革的な医師も、混合診療を許すと、保険医療が縮減し、みなが平等な医療をうけられないと反対する。

だが、これではまるで社会主義体制ではないか。自由主義国家というのは、自己責任において、経済的に許される範囲で最善の福祉を享受できるはずである。

混合診療禁止主義者はその実例として、歯科医療で混合診療を認めたけっか、歯科の保険診療が縮減したというのだが、それは本当だろうか。その原因は、有効な治療を保険診療にとりいれず、また診療報酬を医科のようにあげてこなかったからにほかならない。

もうひとつは、有効な治療法なら保険診療にいれればいいというのだが、実際には欧米でみとめられている治療で長年月日本の保険に導入されていないものがあるし、保険薬でもがん治療薬として、さるのこしかけのような鼻くそまるめて万金丹のような無効な薬がった。

漢方薬の多くも、副作用が少ないという点から有効性を判断する二重盲検試験をへずに包括的に保険対象とされたものであり、論拠として乏しい。

したがって、私は有効な治療を積極的に保険診療に導入するとともに、保険外診療分のみ自己負担にすべきだと考える。


これまでのコメント

  1. 匿名 :

    まったくごもっとも
    厚労省は医療費を抑制したいだけ
    長妻さん混合医療解禁してよ

  2. 匿名 :

    混合診療のなんたるかがよく分かっていない私ですが、しかし投稿文中の「自由主義国家というのは、自己責任において、経済的に許される範囲で最善の福祉を享受できるはずである。」という思想を、こと人間の命に関わる”医療”に導入するのは、聊か抵抗を覚えます。そういう思想でやってきたアメリカの医療崩壊の轍を、日本は踏んではならないという気がするのですが……。

  3. 匿名 :

    久留米市保険年金課の担当者(声からして50才代、市公務員は電話では自分の名前を名乗らない、慣習的に)より聞いた(この内容は3年位前に旧久留米市民(現在はすんでいない))
    久留米の国民健康保険料が高いのは、患者に対して関係ない薬品を使って、膨大な医療費を請求してくる事。
    関係ない薬品の検査(監査)を市の職員は行っているが、膨大で収集がつかない。
    年々国民健康保険料はあがっていきますよ。
    かつそのお金で政治家(自民党、しろい鳩)へ献金してる事。
    その担当者は医師会と政治家の関係を断ち切ればなくなるかも?
    と話されたようです。
    この時点で国民健康保険の200億円の借金があるといわれていた。

  4. 匿名 :

    さんが書きました:

    混合診療のなんたるかがよく分かっていない私ですが、しかし投稿文中の「自由主義国家というのは、自己責任において、経済的に許される範囲で最善の福祉を享受できるはずである。」という思想を、こと人間の命に関わる”医療”に導入するのは、聊か抵抗を覚えます。そういう思想でやってきたアメリカの医療崩壊の轍を、日本は踏んではならないという気がするのですが……。

    つまり、標準的な医療は保険で全国民に提供し、それ以上のものは有効かどうかわからない医療も含めて自己責任で受けたい人は受ければということにどういう問題があるのでしょうか?
    アメリカの医療が破綻しているのは、公的保険が全国民にいきわたっていないからであって、日本の現状とまったく異なります。

  5. 匿名 :

    @ :
    健康保険を使ってでたらめな医療をして医療費を無駄に使っている医者がいるっていう話ですね。官僚の無駄使い同様きちんとチェックしたらいいんどえはないですか?
    それと混合医療解禁とは関係ありませんけど。

  6. 匿名 :

    医師会が反対しているのは、保険診療が縮小して、受診者が減るのを恐れているのだと思います。医師会というのは所詮開業医の利益団体ですから。
    ところで、医師会の組織率は何%でしょうか?
    弁護士会100%、日教組30%といいますが。

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