自民の劣化
投稿者: 素朴 投稿日時: 2009/09/13 17:31:14
ご存知でしょうが、
「権力」とは「仮の力」ということです。
選挙で国民の負託を受けた議員に与えられた力です。
特に政権与党に与えられた力です。
自民党は長きにわたり権力の恩恵を受けてきました。
党としてこの力を維持できるのなら、
党内部の派閥抗争は何も問題のないもので、
むしろ派閥抗争は自民党の活力でもありました。
しかし長年の権力行使と与党生活は
確かに劣化を招いていました。
草創の自民には個性ある議員がたくさんおりました。
必死に『政治』をしておりました。
親の姿を見てきた世襲議員は政治家の作法は真似できます。
政治家らしい素振りもできます。
しかし官僚を使いこなし国家を考える能力において
著しく劣化が進んでしまいました。
初代の闘争を見てきた2代目はともかくとして、
生まれつき政治家家族の3代目ではもうダメです。
すっかり自民党は世襲党になってしまいました。
権力を持つ政権与党と検察官僚が結びついて
あらゆる手段を行使して小沢一郎という政治家を
葬り去ろうとしました。しかしできませんでした。
5月には町村は「議員辞職勧告をする」とまで言いました。
言った当人が落選という結果を招いたのは皮肉な事です。
たった一人の小沢一郎という人間に、
政権与党と検察官僚は負け権力は移動しました。
与党と検察が束になってもかなわなかったのに、
武器となる権力を失ってしまえば
いったい何ができると言うのでしょう?
何もできるわけがないではないですか。
検察も人の子、自分可愛さが先です。
家族一族が路頭に迷う事になれば人生がおしまいです。
新たな政権与党に随うしか方法はありません。
野党になった自民議員の今の姿。
あまりにも痛い。長老も若手も同じでした。
年齢差があるだけで、権力を失った今の姿は、
無能の集団にしか見えません。無様な日々の姿です。
小沢一郎はたった一人で国民の支持を集め、
政権交代の無血革命を達成してしまいました。
政治家としての能力・たたずまい・技量の全てにおいて
小沢一郎という政治家のレベルが他の議員たちとは
段違いであったということがはっきりしました。
決して口では認めないでしょうが、プライドの高い
自民議員たちも心の中ではレベル差を認めている筈です。
今の自民に、たった一人で再び政権交代を為そうと
牽引できるような政治家は見当たりません。
50年にわたる与党生活の結果が自民の劣化でした。
政界再編は何度か起こると思いますが、
政権交代ははるか先のことでしょう。
素朴にそう思います。

2009/9/14 月曜日 at 9:44 AM
そうですね。
よくまとめて表現していただきました。
2009/9/14 月曜日 at 11:48 AM
自民劣化に果たした小沢一郎氏の影響は、計り知れないほど大きい。
あれだけの意見の異なる集団を、一定方向に纏め上げた政治家は、二度と出現しないであろう。国会の出席せず地方回り・・・政治献金・・・不動産投資・・・本人もあれだけの逆風に次ぐ逆風の中で、立派に目標を達成した。
若手中堅も、その指導を得て、各人が自身満々で、いたるところで、はつらつと政策発言をしている。問われるであろう、答えをきちんと前もって心得て用意している。なかなか出来ないことだ。だから、討論に淀みや無駄が無い。たいしたものだ。
人間の教育指導には、怖さが絶対必要なのである。辻立ちのノルマはそのいい事例であったのだろうと思う。確認もしっかりしたのだろう。
私は、民主党支持ではないが、裏に回れば資金をはじめ色々事情はあるのだろうが、異議を噴出拡大させることも無くその統率力、信念には改めて敬服している。
ここまでは、良い指導者に恵まれたといえよう。
政権交代の文言ではないが、自民にも、この日本をこうするという強い意志を持った人間の活躍が期待される。周囲の雑音に惑わされず、一徹に貫く政治家は、どこかに消えてしまったのだろうか。俺がやるぞという気概のある人間はいなくなってしまったのか。
投稿者の仰ることは、尤もなことです。
まあ、もう少し様子を見ないとなんとも言えないが・・・
2009/9/14 月曜日 at 12:21 PM
自民党は政権にしがみつく戦略として小沢、鳩山の政治資金問題を針小棒大に喧伝し、国民を騙そうとした。しかし国民は町村等の金権政治家こそ巨額の政治資金を集めてボス政治を行っていることを知っていた。故に町村は選挙区落選、小沢・鳩山はぶっちぎりで当選した。
TVに出てくる民主党の若手はみんな貧乏そうだ。それに比べて自民党のボス達はみんな豪邸に住み高級車に乗っているのは何故だろう?
2009/9/14 月曜日 at 12:48 PM
数年前の小泉フィーバーを忘れてはならないと思います。あれからまだ数年しか経っていません。国民はその時代のイメージで投票しており、物事の本質をどれだけ判っているかは「?」だと思います。今まで自民政権で教育を受けてきた人間が、ゆとり教育を受けてきた人間が、そう簡単に変わるはずはありません。
「国民は今回の政権交代を経験して賢くなった」のではありません。マスコミに翻弄されず、自力で判断できるように、「勉強」が必要でしょう。
2009/9/18 金曜日 at 10:51 AM
3世代もたつと、その人の家柄は神代の昔からそうであったように思うものでしょうかね。
3代前の先祖が極悪非道な行いをおこなって巨額の遺産をのこし、それが2代、3代たつといつのまにかたいした家柄のお坊ちゃんになってしまうようです。
家柄なんて今の時代には無用の存在と思っているかもしれませんが、その遺産によってしか成り立たないお坊ちゃん中年がうようよいます。
マネーロンダリングではないが人格にも見せ掛けのロンダリングを行うシステムが社会・国家に存在していることを認識してみるのもよいのではないでしょうか。
劣化と言う考え方もあるかもしれませんが、本性が出てきただけという見方もあるのではないでしょうか。