拝啓 鳩山由紀夫様

投稿者: 投稿日時: 2009/08/31 19:22:00

政治家4代の名門「宇宙人」…鳩山代表
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news/20090831-OYT1T00436.htm

次期首相就任が確実となった民主党の鳩山代表は、4代続く政界の名門出身。曽祖父・和夫氏は元衆院議長。祖父の鳩山一郎・元首相は初代自民党総裁で、麻生首相の祖父、吉田茂・元首相と激しい権力闘争を繰り広げたことで知られる。父・威一郎氏は元外相。

民主党の主張の1つの骨子は「官僚支配の打破」。

鳩山由紀夫氏の祖父、一郎氏が初めて得た大臣の座は文部大臣。

ところが、この大臣の職を汚職の疑いで辞する事になる。
その後、上司である斎藤実首相も内閣を総辞職する羽目になる。

これは、平沼騏一郎らの検察がでっち上げ、のちに全員が無罪となる帝人事件を仕掛けられたためだ。

日本の司法制度では検察の職務範囲と権限が世界で一番広く、検察が内閣を潰そうと思えば簡単に出来る仕組みになっている。

検察が内閣を潰した最初の事例は第1次山本権兵衛内閣。

これも平沼騏一郎が、首相とは無関係だったが、無理やりシーメンス事件に関与しているとのリークを新聞に流して、世論の批難をあおり内閣を総辞職させた。

なぜ、平沼らの検察が山本内閣を倒閣しようとしたのか?

それは山本内閣で文官任用令を改正し、公務員試験に合格していないものでも自由に法制局長官、警視総監等の高等管理職に任用出来るようにしたためと見られている。

折角、高文試験合格者の特権となった職を政治家に奪われる事を嫌い霞ヶ関の後押しを受けて、検察が恣意的に倒閣したのだ。

その証拠に、後継の第2次大隈内閣では文官任用令が再改正されて、高文試験合格者のみの任官となり、政治任命が出来なくなった。

この文官任用令は次の次の原敬内閣で山本内閣と同じ内容に変わり政治人用が可能になった。
そして、このまま終戦まで維持された。

それは、原敬首相が賢く動いたためだ。

原敬が政治任命をごり押しせず、逆に高級官僚の多くを政党に取り込み官僚出身の国会議員を増やしたのだ。

そして、国会議員となった元高級官僚を政治任命し、大臣への登竜門としたのだ。高級官僚を政党に取り込むことで、政治が自由に官僚を動かせるようにしたのだ。

こうした経緯があったからこそ、吉田茂、岸信介、佐藤栄作、池田隼人 福田赳夫、大平正芳といった元首相をはじめとする官僚からの人材スカウト制度が延々と続くことになった。

自民党はこうした歴史を無視して、人材を世襲に求めて、官僚からのスカウト路線を廃止している。

もし、鳩山新首相が原敬の故事に習って官僚を上手く活用できれば、民主党政権はかつての自民党のように長期安定する可能性が高くなる。

しかし、上記の経緯を無視して高級官僚のトラの尾を踏めば、祖父のようにでっち上げ汚職で総辞職する羽目になるかもしれない。


これまでのコメント

  1. 匿名 :

    官僚に迎合する政治家はいらない、自民党を今度こそ息の根を止めて、官僚を味方する国会議員を止めれば、官僚は必ず降参させる事が出来る。

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