米国式の金融資本主義と訣別し、資産税と寄付金控除により所得の再分配を
投稿者: 霜山龍志 投稿日時: 2009/07/22 9:10:35
交換経済から貨幣経済に変わって経済の地理的時間的範囲は拡大され、人類全体としての生産性の進歩ももたらされた。その場合、物には絶対的な価値が定まっておらず価値は相対的なものだった。
そしてアダムスミスがいうように、需要と供給によって決定される価格は正当なものであり、神の見えざる手が経済活動の自由を保障したようにみえた。
しかしこれは物が対象となっていた時代に限定される。物が対象であっても価格決定の暴走は、オランダの球根の暴騰や最近ではバブル時代の日本の土地の暴騰にあらわれている。
さて、ここに金融というものが発生した。時間による利息という概念はこれまた正当であった。株式も投資を集める作用としては正当だった。だが、株式市場は実体経済であろうか?一旦市場に出た株式が値上がりしても会社の資金が増加するわけではない。
しいていえば、配当のかわりに市場での値上がりが株式取得のインセンティブになることであり、必須というわけではない。
さらに金融資本主義は爛熟して、バーチャル経済化してきた。そもそも生産物やサービスの合計、つまり人間の労働の総計と貨幣の総額とは均衡しているべきものであるが、貨幣の帳簿上の量はそれをはるかに凌駕している。
つまり、経済は実態経済と仮想経済からなり、仮想経済が実態刑事を侵食しているのである。なぜこうしたものを放置し、規制できなかったのか?
それは米国がこうしたバーチャル経済を発明し、ドルを世界に売ったからであろう。だがサブプライムローンでそれが崩壊した以上、先物やデリバティブを含む仮想経済、つまり投資という名のギャンブルには死刑を宣告すべきである。
米国についていうなら1%の人間が富の、貨幣を富というのも後述の理由ではばかられるが、40%を独占し、4000万人が失業している社会は病的なものである。
考えてみればわかるが、日本の土地総額が米国より高価だったり、コンピュータのワンクリックで何百億円を儲けるような不労所得を許せば、貧富の対立により動物として種は滅亡をたどるしかない。そうしたものが永続するかのように喧伝したノーベル賞学者の罪は大きい。
ではどうすればいいか。現実には資金の合計は生産力をはるかに上回っているから、大金持ちが金を持っていることに本質的な価値はない。
問題はそれらの金が生産者である労働者から収奪したものであるということである。すべての市民が最低限の人間的生活を送れるように、国内でも国外でも富を再分配することが大事である。
そのためには、資産税の導入と無制限な寄付金控除によって金持ちから金を再分配することであろう。
その場合、起業インセンティブは低下するであろうが、人口減少時代の均衡再生産においては、それでもよい。均衡なしし縮小再生産のための経済学が要求されている。

2009/7/22 水曜日 at 11:15 AM
様々な観点が書かれていて理解は容易でないが要するに理想としては
マルクシズムに帰れということですか?
2009/7/22 水曜日 at 12:10 PM
アメリカ型の資本主義は破綻した訳だがこれからは富がなるべく平均に分配されるような仕組みを作るしかないだろう。世の中はピラミッド型になったネズミ講であるが頂点の人は何時も同じ人がなっているから問題なのである。是を循環型ネズミ講にしてトップを入れ替え循環させる仕組みにすれば良いのである。
2009/7/22 水曜日 at 12:46 PM
そうなんだが投稿者の意図は生産を大事にしろっていうことでないかい
2009/7/22 水曜日 at 2:18 PM
【霜山龍志さん】
コンピュータのワンクリックで何百億円を儲けるような不労所得を許せば、貧富の対立により動物として種は滅亡をたどるしかない。
日本国に於いては、こんなあぶく銭を稼ぐ人から税金をいっぱい取りましょうね。
2009/7/22 水曜日 at 2:58 PM
ワンクリックで何百億円を設ける人は
翌日、ワンクリック何百億円も損している場合もある
いや、株や為替などは博打なのだから
殆どの人が損に回っている
あのソロスでさえ巨額の損を抱えた
口に出せるほどの額ではないが、愚性もそうだ
しかし、自業自得と心得ている
たまたま儲けた人から
税金をいっぱい取るのはいいですが
損した人には補填するのですか
収入のない老人が
蓄えを運用して生活している事例も多いと思う
世の中、いい思いばかりしている人は
めったにいないのでは?
2009/7/22 水曜日 at 3:21 PM
資産税は賛成です。そうすれば、1440兆円の金融資産の一部が消費されて、景気回復にもいいと思います。
また寄付金控除も賛成です。アメリカなんか人の名前のついた施設がたくさんあるはないですか。
金持ちは世の中のために金を供出すべきだと思います。
2009/7/22 水曜日 at 3:26 PM
@ 学者芸者:
投稿の趣旨はそうしたギャンブルを世界的に禁止しろということだと思う
2009/7/22 水曜日 at 4:03 PM
私有財産の不可侵は憲法に保障されている。
それに、富と言うものはいつでも逃げ出す可能性があるものである。現に、もし今の日本で動産に対する資産税を真面目に議論などしようものなら、金融資産はたちまち海外に逃げ出すだろう。その結果は、円の大暴落と物価の急騰となり、結局利子所得のない、日銭で食っている人間が一番打撃を受けることになる。
従って、そういう議論をする前に、まず金融ビッグバン以前の状態に戻す必要がある。しかし、それは日本単独でできることではないし、日本の資産で食っているアメリカが同意しないだろう。
2009/7/22 水曜日 at 5:44 PM
そうですね。
資産課税するなら、デノミや解散のように抜き打ちですね。
2009/7/22 水曜日 at 6:36 PM
デノミと同時に資産凍結でやる手もあるな
2009/7/22 水曜日 at 8:46 PM
資産税は民主党政権にできるだろうか?
共産党政権ならやりそうだが
まあその前に外資規制ができるかだよ
2009/7/23 木曜日 at 2:20 AM
ただ金融をいたずらに締め付けても経済の停滞を招く。金融とは経済の潤滑油だから。だからこそある程度の監視も必要ってのはよく理解できる。
ついでに宗教活動から明らかに逸脱した活動をしている宗教法人からは、きっちり税金を徴収する。パチンコという賭博からもきっちり税金を徴収する。これだけでも大分変わる。
加えれば、働かないのに声がでかいだけでのうのうと暮らしている特権階級の根本的な見直し。そういう輩に使っていた無駄金は、きっちり働いているのに貧しい人々の生活のバックアップに使うべき。
2009/7/23 木曜日 at 6:12 AM
株式市場というのも経済の潤滑油かもしれませんが副作用も大きい
額面保障で企業の業績で配当がきちんと決まるシステムにかえても
縮小再生産の経済なら問題ないのではないか
というか拡大再生産でないと景気が悪くなるシステムに問題があると思うのだが
その一翼が株式市場でたちの悪いのが先物やデリバティブってことでしょう
2009/7/23 木曜日 at 7:42 AM
資産家から税金をたっぷりとっても官僚が自分達の利権のために使うのでは意味がない
農家の戸別所得保障のように金持ちから貧乏人に直接所得移転をするシステムが必要ではないか
2009/7/23 木曜日 at 9:39 AM
貧乏人のやっかみか
さもなければ金持の偽善のような感じがしますね
2009/7/23 木曜日 at 11:28 AM
国民新党5年で400兆円の財政出動だって。
こういう拡大再生産妄想って除去できないもんかね
2009/7/23 木曜日 at 3:47 PM
ワンクリックで何億も儲け貧乏人から這い上がった者もいれば親の財産何億円をワンクリックでゼロどころか借金を抱えてしまった者もいる。このシステムは自由に使えるべきである。やりたくない者は使わず、やりたい者はつかえばいい。所詮この世はすべてにおいてゼロサムゲーム。改革すべきはあまり目立たなく影を潜めている税金無駄使い法人だ。
遊んで税金から給料もらって海外豪遊出張して3年勤務で5千万円退職金。こんな悪い奴らを洗い出せ。新政府よ。
2009/7/23 木曜日 at 3:49 PM
しかしまあ、五体満足のくせしてろくに税金も払わずしかも人の援助ばかり求める輩が増えたものだ。日本の国力が落ち目なのも無理はない。
はっきり言えるのは、いくら他人の援助にすがって飯を食えたところで、結局そんな人生は何の価値もないということだ。戦後教育のおかげかどうか、人間は存在さえしていれば意味があるなどと誤解している人間が多いが、そんなのは動物以下の価値しかない。
2009/7/23 木曜日 at 3:52 PM
@ :
結局なにか不労所得を許せということか?
2009/7/23 木曜日 at 6:41 PM
資産への課税について賛成です。が、現在、相続税がありますのでこれを資産に関して確実に実施(税率の変更も含めて)すれば良いのではないでしょうか。私有財産の保証等という問題もクリヤできます。数億以上の資産を持っている方々がそれを取り崩して使えば(生産物とか文化財の購入で金融製品の購入以外)、それにより潤う人々が出ますよ。これが経済の活性化になるように思います。相続税は将来における「富の再配分」であり絶対的に維持すべき税と考えます。所得税も同じですが「富の再配分」のことを失念してはならないと考えます。この意味で消費税は「富の再配分」でなく生活費用の相互扶助に見えます。所得における生活費用(生活維持に必要な費用)およびその余剰所得の使用(種々の生産財の購入を含め生活費用以外に使用する所得)に税を適用しておおもとの所得が大きくならない限り税収は上がらないと思います。一人の人が生活するに必要な費用は貧乏人と大きな資産家でおおきな差がないと思います。従い、時間が経過しても貧乏人は相変わらず貧乏人で資産家は相変わらず資産家でしょう。消費税は公平と言われていますが確かにそうでしょうが、富の再配分には到底なり得ません。従い、労働、努力および知力と行動の結果として得られた富はそれを保有することを大いに認めて大いに豪華、華麗、裕福な生活をしてもらえば良いでしょう。但し、その富は相続税により3代程度でなくなる程度に国が収奪し富のない国民へ再配分すれば良いと考えます。
2009/7/23 木曜日 at 6:46 PM
相続税もいいのですが寿命が延びたのと配偶者半額免税で速攻性がありません
2009/7/23 木曜日 at 6:55 PM
@ :匿名さま、即効性は不要と思います。今ある多くの余剰な資産を将来の方々が手にすることができれば良いと思っていますし、自分の行動で取得した富を過剰な所得税で収奪するならそれこそ新たな起業家など出て来なくなると思います。その富の保持は当代に限り認め相続は許さないということで良いのではないでしょうか。富を取得するには少なくともこの国で生活していたからなのでそのことに関して取得した富を国が貧乏人に代わり収奪するのは正当性があると思います。
2009/7/23 木曜日 at 7:08 PM
百年に一度の不況で雇用が破壊されて居るので
速効性が必要じゃないでしょうか
2009/7/25 土曜日 at 6:30 AM
法人税はどうするんだい?
個人所得を会社所得に振り替えて税金逃れをする御仁が沢山いるでしょ
2009/7/25 土曜日 at 10:45 AM
さんが書きました:
デノミに賛成
簞笥預金の引き出しや印刷業などの振興で
経済効果もあるし資産税も可能となる
2009/7/25 土曜日 at 2:41 PM
@ 成山:
>富を取得するには少なくともこの国で生活していたからなのでそのことに関して取得した富を国が貧乏人に代わり収奪するのは正当性があると思います。
うーん
自由経済とか民主主義が一気に吹っ飛んでしまう思考のように感じるのだが。
たんに表現力が稚拙なのか本チャンなのかハッキリして欲しいですね。
2009/7/25 土曜日 at 2:45 PM
答えられないのじゃない?
自分が左巻きともわかっていないよ
2009/7/25 土曜日 at 10:56 PM
法人資産税をつくればいいだろう
東京都が銀行に外形課税したことあるだろ
それより寄付金控除は脱税にも使われてないか
とある特殊法人にはごっそり美術品が寄付されてるよ
2009/7/26 日曜日 at 12:01 AM
大体賛成。
この方のも参照してみて。
http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-477.html
2009/7/27 月曜日 at 9:50 AM
@ :匿名さまへ、相続税に課税すると言っているつもりです。自由経済とか民主主義の根幹を崩すものではないと考えます。己の努力で取得した富は自由にどしどし使ってくれれば良いのです。但し、所得に関してはある程度の課税は行います(外形課税の意味を含めて)。取得した富を蓄積することに関しては後で本人がいなくなった時に課税するということで良いのではないのでしょうか。これがないと今の資本主義経済の仕組みでは富者は子々孫々まで富者であろうし貧者は子々孫々まで貧者であるように思います。このような社会ははたして国民国家といえる仕組みでしょうか。また、そのような社会で生きて行きたいでしょうか。
2009/8/4 火曜日 at 11:54 AM
日経平均が1万円台を回復したけど、これで企業の金回りがよくなるわけじゃなし。
どういう意味があるのかね。投資家の楽観悲観の表明にすぎなくないか?
2009/8/10 月曜日 at 4:04 PM
縮小再生産といいますが、資本主義は無駄なものを作りつづける拡大再生産でしか生きていけないんですよ。
まあ世の中の半分は無駄なものでしょう。
もっともそれをいうと人類の生存そのものも無駄といわれそうですが。
2009/8/16 日曜日 at 8:09 AM
消費拡大による景気浮揚
資本主義経済のばかの一つ覚え
なんとかならないのかね
2009/8/23 日曜日 at 2:59 PM
金融所得つまり利子配当を50パーセントにすればいい
2009/8/23 日曜日 at 4:59 PM
NHKは解体した方がよろしい!
2009/11/28 土曜日 at 8:18 AM
市場の投資家に依存する体質を作った竹中路線が日本経済を脆弱にしたのだ