臓器移植法案の行方
投稿者: 霜山龍志 投稿日時: 2009/06/19 9:05:38
衆議院で臓器移植法改正案のA案が可決された。脳死を人の死とし、すべての年齢層からの脳死移植を認める画期的な法案である。提案者の中山太郎議員はまるで首相公選で首相に選ばれたかのよのな拍手を受けていた。
だが、脳死というのは、臓器移植がなければ、そもそも必要のない概念であり、臓器移植の必要な家族が賛成し、脳死患者を持つ家族が反対する法案である。まさに関係者に利害の鋭く対立するところである。
のみならず、死の概念の改定をともなう、重い法案であって、委員会審議わずか9時間、有識者、特に臓器移植検証会議の委員の参考人質疑もないような状況で、本会議では議員の居眠り談笑徘徊がみられるような状態で可決していいような法案であろうか。
その意味で、共産党が審議不尽で棄権したり、社民党が反対したのは珍しく実のある行為であったと思う。自民公明民主の三党首が反対だったのも象徴的な事柄であった。
死の概念は国民的問題であるから、もちろん国民の代表からなる国会できめてもいいのだが、そのさい当然ながら医学的論議が必要である。
脳死をポイントオブノーリターン(つまり、負不可逆的に死亡に移行する地点)と捕らえるならば脳死は人の死であるが、従来の3兆候、つまり心臓と呼吸の停止、脳機能の停止としての瞳孔の散大という概念をくつがえすだけの知見があるのだろうか?
厳密な意味の脳死すなわち全脳死が人の死に限りなく近いし、また現在の脳死判定基準も厳密に適用すれば、例外的な場合を除いて全脳死を判定できるといってもいいのであるが、三兆候すなわち慣れ親しんだ心臓死をまって死の診断をすることに本来不都合はないのである。あるとすれば、脳死
さて、参議院で反対派の多い野党が多数をしめるので、前回同様、脳死の概念に変更がかけられるであろうし、麻生首相がやぶれかぶれ解散にうってでれば、本法案は廃案になる。
このような論議の多い脳死移植ではなく、もっと本質的な治療に資源と研究費をかけることこそ、死のふちにいる患者さんたちに真の福音をもたらすのではなかろうか?

2009/6/19 金曜日 at 9:31 AM
脳死については、医者が賛成、弁護しが反対の傾向があるようです。
また医者のなかでも学問医者が賛成、現場の臨床医が反対の傾向があり、小児科医も小児の脳死判定の困難性や、脳死の原因つまり虐待を心配するため反対が多いですね。
2009/6/19 金曜日 at 10:00 AM
脳死といっても神経は生きてるわけで臓器を取られるときは相当の痛みを知覚出来る。
ドナーになる人は最後に地獄をみるだろう。こんな残酷な法律は許してはならない。
人の臓器まで奪って生きる価値はない。
2009/6/19 金曜日 at 10:24 AM
“人の臓器まで奪って生きる価値はない。”
まったく同感です。生まれつき頑健な人もいれば虚弱な人もいる。人は皆、持って生まれた運命や宿命から逃れられない。神をも恐れぬ臓器移植など、大人も子供もやってはいけない……。
2009/6/19 金曜日 at 10:29 AM
みんな我田引水なんだよ
移植医師は移植手術したいから賛成だし
だいたいこんなことで世界標準に近づいたなんて
馬鹿げてる
2009/6/19 金曜日 at 11:14 AM
もしこれが通ったら、こんどは心臓肝臓肺象徴腎臓だけでなく、毛髪、角膜、鼓膜、骨、皮膚も全部よこせっている法案が出るんだろな。
人間は部品工場かよ
2009/6/19 金曜日 at 11:22 AM
法的考慮が足りない
夫婦が交通事故にあって脳死になった時そばにいた親せきがいっぽうの脳死判定だけ認めたら相続に変動が出る
悪意が跳梁跋扈する可能せのある死の判定はダメだ
2009/6/19 金曜日 at 11:33 AM
脳死がわからない奴に投票失資格ない
2009/6/19 金曜日 at 1:25 PM
臓器移植については、賛否の分かれるところでしょうが、暴力団構成員など反社会的な連中にも臓器が提供されるのだとすれば漫画ですね。
暴力団員にも人権?私はそんなのないと考えます。
人並みの人権を望むなら真っ当な社会人しろです。
まあ奴ら、若い構成員には不自由してないからその中から適当なの選んで調達するだろうけどさ。
停学給付金も結局裏社会には思わぬ臨時収入になっちゃったぐらいだから、臓器移植もされちゃうんだろうなと危惧してます。
2009/6/19 金曜日 at 8:17 PM
今まで外国で移植するために募金してたのがいらなくなるのはいいことだと思う
2009/6/20 土曜日 at 9:37 AM
食糧もそうだが命も自給すべきでしょう
2009/6/21 日曜日 at 8:33 AM
参議院はD案でいってほしい
一番妥当な案だから
2009/6/21 日曜日 at 9:20 AM
複雑な脳死判定を日常臨床に持ち込むのは実務上も問題
2009/6/21 日曜日 at 10:34 AM
去年の日本人の脳死移植
国内8
国外522
唖然呆然
2009/6/21 日曜日 at 3:00 PM
妊婦が脳死で胎児が生存してたらどうするんじゃい?
いろんなケースを考えるとA案は破綻するな
2009/6/21 日曜日 at 3:02 PM
皆さんこんにちわ
もし脳の移植が可能になったら脳は臓器というカテゴリーに入るよね。
心停止は心臓移植によって蘇生し、脳死は脳移植によって蘇生する。
え?脳はどうやって確保するんだって?
それがあるんです・・・・
まあ、未来医学とも言えるんですが、そういう準備をしてる研究機関はあるんです。
顔体形はAさん、でも心はBさん。こうなると社会的な認証システムはメチャメチャに
なりますね。
わたしは臓器移植というのは過度期の技術で将来は違う形になると思ってます。
IPS細胞による再生医療もその一つ。それ以外にもあると思いますが、
どうも生物学的本質から外れていくと歯止めが利かなくなるような気がしましよね。
2009/6/21 日曜日 at 3:13 PM
@妊婦が脳死で胎児が生存してたらどうするんじゃい?
いろんなケースを考えるとA案は破綻するな :
確かに。もちろん倫理的にも許されませんから禁止です。植物状態で分娩した例は
たくさんありますから、その維持の為の移植は逆の意味で可能なのかな?
2009/6/21 日曜日 at 6:04 PM
【臓器提供用の人間を生産】
こんな漫画が昔ありました。手塚漫画だったかな?
【生産に寄与しない高齢者を食用肉として活用】
こんな映画が昔ありました。ソイレントグリーンって題名だったかな?
2009/6/21 日曜日 at 7:17 PM
骨髄移植では現にそのために生むという例があります
2009/6/21 日曜日 at 8:16 PM
A案の最大の欠点は本人の意思を無視している点だと思います
2009/6/21 日曜日 at 10:17 PM
脳死を認めると治療中止や火葬時期の問題がおきるよ
2009/6/22 月曜日 at 5:07 AM
死の淵にいる移植希望者も一歩間違えばドナーになるところに
脳死移植の根本的問題店があろう
つまりどネーションというのは本来余裕のある強者から弱者へのプレゼントだが
脳死移植は弱者から弱者への仕方がないプレゼントだから
2009/6/22 月曜日 at 6:17 AM
親族間優先を認めると脳死者養子縁組斡旋業なんてできそうで怖い
江戸時代の末期養子みたいに
2009/6/22 月曜日 at 6:18 AM
カトリック教会はどういう見解なの
聞いて見たいな
2009/6/27 土曜日 at 7:19 PM
参議院で審議入りしたが、討論不足なので、今国会は解散で審議未了がいいと思うよ
2009/6/27 土曜日 at 11:00 PM
しばらくドナーカードを持っていたがいつの間にか紛失してそのままにしている。
つまり自分の本心は再度カードを持つモチベーションが起きなかったという事。
今は大雑把だがその内移植臓器リストが増えて、それに希望臓器に丸をしてカードを
持ち歩く社会にも違和感を覚えるものです。まあ基本的には全て摘出OKというのが
普通だろうが、医療技術の進んだ現在は殆んどすべて利用できる時代だから、
ひょっとすると骨も残してもらえないかもしれない。だから全摘出OKでも骨は残して
置くとか外形は残してエンバーミングしてもらうとか、カードに意思表示しておく時代に
なるのかもしれない。
2009/6/29 月曜日 at 9:43 PM
A案の賛成者は楽天的すぎるな
脳死判定が適切に行われる保障はない
2009/7/1 水曜日 at 6:10 AM
世論調査では小児からの移植賛成が74%だって
ならばD案だな
2009/7/1 水曜日 at 6:35 AM
世論調査はあてにならない
特に電話調査は誘導尋問
まして読売だろ
2009/7/1 水曜日 at 7:39 AM
“世論調査はあてにならない特に電話調査は誘導尋問まして読売だろ”
まったくその通りだと思います。そもそも何かを調査するのであれば、当該問題について真剣に、何ヶ月も何年も考えている人の意見を調査して初めて、その調査結果に妥当性が生じるはずです。不特定多数が瞬間の気分で安易に回答するアンケート調査結果はデタラメ。
2009/7/1 水曜日 at 2:47 PM
↑
ご意見ごもっとも
久しぶりにわが意を得たりです。
2009/7/3 金曜日 at 8:42 PM
自民党有志が参議院にA案の修正案を提出しました
死の概念の変更をしないつまり移植時に限って脳死体から臓器を取り出せるというものです
ややよくなったが、なお本人の意志を都合のいい方向に推定している点なお問題である