救急患者のたらいまわしと医師不足

投稿者: 霜山龍志 投稿日時: 2009/06/16 9:19:05

救急患者のたらいまわしは医師不足のためか?医師不足は本当か?

たらいまわしの原因は責任追及社会にあると思う。つまり条件の悪いなかでへたに受け入れて医療過誤でもおこして、責任をおわされてはたまらないからだ。だから、上は厚生省から下は診療所までオール責任転嫁になってくる。その原因の大きなものとしてマスコミの態度がある。

つまり自分のでたらめには目をつぶるくせに、他人の不正や失敗には容赦がない。水に落ちたアヒルは徹底的にたたくのがマスコミの常だ。

医師不足というのも正しくない。なぜなら、先進国の医師人口比に比べてさして遜色はない。問題は医師偏在、科目の偏在と地理的偏在だ。科目では小児科と産婦人科がむくわれない。小児は脆弱なものだし、お産は命がけだということを理解して医師の負担に配慮すべきであろう。

それから医師免許をもっているのに臨床をしないあるいうはできない医師がいることも問題だ。なぜなら、医師養成には税金がかなり使われているからだ。例の研修医のマッチングという至上主義的方法も医師の偏在に拍車をかけたな。

医療というような公共的なものは基本的に公務員に担わせるべきで、そうすれば、計画的配置も可能になる。公務員になるのが嫌な医者は開業することですね。だから、市立病院がどんどん閉鎖されて、民間病院が乱立する姿は好ましくないと思う。

医療に経済原則や費用効果を導入することはあるていど必要だが、営利会社に担わせるわけにはいくまい。なお、健康保険で医療をしばることには基本的に反対だ。医療技術は日進月歩で、今日の標準治療は明日の時代錯誤となるからだ。

もうひとつの医師偏在の原因はいまだにある大学医局のなわばり争いである。某赤十字病院や某市立病院の内科医退職さわぎなど、有力医局の出身者が院長に昇進できなかったことに端を発している。国民不在の抗争とはこのことだろう。


これまでのコメント

  1. 匿名 :

    友達の話だが、意思不足と言うより、患者の少ない夜間は、経費の安い未経験の人材を配置しないと、厚労省の目指す予算の支出方針と合わなくて、保険の診療ポイントが安いんだってよ。
     
    夜間は当直医がいないからと断る事で、病院は実質上受入れを拒否できる環境にする為には、未経験の医師を配置するのが一番良いらしいよ。
     
    たまに正義感がある未熟な医師が、受け入れた時にゃ、とばっちり受けて皆からポケベルで呼び出されて大変だと言う事だった。
     
    実は、その未熟な医師も夜間ばかり、やらされていると、わざと受け入れて大騒ぎして、夜間勤務を外れる為にするらしいけどね。
     
    どちらにしても、厚労省の目指す予算の支出方針は夜間と過疎には保険の診療ポイントが少なくなっているらしい。
     
    赤字を出さない為には、厚労省の言う通り医師の倫理を捨てて受入れ拒否をするしかないそうだ。
     
    また、救急隊員が受入れを各地の病院に聞くのでなくて、厚労省に窓口を設けて何処へ運ぶか決めれば、患者の受入れ拒否はなくなると言ってたよ。
     
    だって拒否をすれば、権限を持っている厚労省の担当者に睨まれるからだそうだ。
     
    医師不足については、個人の開業医も病院のローテーションに入れれば解決するらしい。

  2. 匿名 :

    医師会はなんで自由診療に反対するんだろうね。
    基本的に自由競争がきらいな団体かい?
    それなら自民党支持というのもへんだな

  3. 今度は止めるさぎ? :

    医師会が医者の数を抑制したから
    医師不足になっただけ
    医師免許の修得なんて三倍軽くして今の三倍くらいの医師免許保持者を育て
    今の倍くらいが実働医師として働き
    医師の実働時間を3割減らし、給与を半減すればよい
    嫌なら、医師免許を持っていても医者になれない人と変わればいい
    医師免許さえあれば食っていける社会を是正すればよい
    ころは、弁護士にもいえる

  4. 匿名 :

    医師会が医者の数を抑制したから
    医師不足になっただけ
    医師免許の修得なんて三倍軽くして今の三倍くらいの医師免許保持者を育て
    今の倍くらいが実働医師として働き
    医師の実働時間を3割減らし、給与を半減すればよい
    嫌なら、医師免許を持っていても医者になれない人と変わればいい
    医師免許さえあれば食っていける社会を是正すればよい
    ころは、弁護士にもいえる

  5. 匿名 :

    総量規制がその業界の生命線だな。
    タクシー業界見てみろ、ぼろぼろだろ
    獣医や放射線技師はうまくやってる
    検査技師もだめだな
    上の意見に従ったら、」日本は医療水準低下国家になるぞ

  6. 匿名 :

    ライフスタイルを優先する医師の増加が問題だと思います。
    これにより医師としての自負心も失せて行くのだろう。

  7. 怒鳴るどダック :

    マスコミのせいというより山形かどこだったかのバカ警察が、
    妊婦の救急患者を受け入れて、結果的に死亡させてしまった
    産婦人科医を業務上過失致死傷で「逮捕」したのが始まりで
    すよ。

    医療にかかわっていたら(特に救急の外来は)いつ患者が死
    ぬかわからないのに、いちいち「逮捕」されるんじゃ割の合
    わない仕事ですよ。

    しかも、その医師は裁判で結果的に無罪ですよ。
    たとえ無罪になったところで、逮捕されて裁判で5年も6年
    も仕事もできずに辛い思いをした事でしょう。お気の毒です。

    ここのところ、菅家さんの冤罪事件といい、小沢民主党代表
    秘書の逮捕といい、公権力の横暴が目立つのが気がかりです。

  8. 匿名 :

    福島県大野病院自県です
    論壇に投稿してますから
    大野病院で検索してご覧ください

  9. 怒鳴るどダック :

    そうでした。ありがとうございます。

    ま、とにかく医者としたらババは引きたくないわけです。

  10. 都筑てんが :

    ●なんで急患の受け入れを断るの?

    ・(人員・設備が足りない…などの)物理的問題で、(受け入れると犯罪になってしまうケースがある…などの)法的問題で、断らざるを得ない状態にあり、これは「受け入れ拒否」ではなく「受け入れ不能」なんです。

    ●なんで「専門外だから」が断る理由になるの?

    ・「専門外の患者を受け入れるのは犯罪」という司法の判例(奈良心タンポナーデ事件)があるからなんです。

    ●ベッドが無いなら、廊下で治療すればいいんじゃないの?

    ・「設備不十分な状態で患者を受け入れるのは犯罪」という司法の判例(加古川心筋梗塞事件)があるんです。

    ・そもそも、「ベッド」「ベッド」って言われてますけど、病院でいうところの「ベッド」は、心電図とか、酸素マスクとか、呼び出し用ボタンとか、それを管理する人員とか、それら全て「込み」ですからね。もはや「ベッド」というより「設備」と言ったほうが適当かも。

    ●応急処置してから、他の病院に移すのは駄目なの?

    ・「応急処置の後、他病院に転送するのは犯罪」という司法の判例(上に同じく、加古川心筋梗塞事件)があるんです。

    ●なんで、一度断った病院が、後になって受け入れるなんて事があるの?

    ・救命中であった患者が「落ち着く」か「亡くなる」かのどちらかで、病院側に「空き」が出来たからです。

    ●有名人や金持ちだったら嬉々として受け入れるんじゃないの?

    ・西村真悟議員の息子の飛び降り自殺…アレも、重度のうつ状態で入院の必要があるとされながらも、「ベッドが無い」という理由で入院できませんでしたよね。もはや、コネやカネではどうにも出来ない程に、患者の受け入れが困難な状況なんです。

    ●ぶっちゃけ、人の命より金儲けのほうが大事なんでしょ?

    ・金儲けのほうが大事だったら、そもそも、不採算部門である救急なんて、最初からやりません。

    ●医師が足りないなら、海外から医師を呼んだらいいんじゃない?

    ・本国より遥かに待遇の悪い日本に来る理由が見当たりません。…というのも、実は、日本の医師の待遇は、諸外国のソレよりも遥かに悪いんです。

    ●ドクターヘリを導入したら?空からなら直通でしょ?

    ・ヘリを導入するにも、周囲の建物が邪魔で安全に飛べなかったり(ビルに激突、民家に墜落…の危険性あり)、ヘリポートのある(作れる)病院が少なかったり、騒音問題で導入を反対する住民がいたり…など、色々と問題が山積みなんです…。

    ・あと、ドクターヘリを必要とするほどの重症患者を扱う「3次救急」自体の数が減っていることも問題の一つとなっています。

    ●リアルタイムでベッドの空き情報の分かるネットワーク、システムを作ったらいいんじゃない?

    ・いくら良いシステム、良いネットワークを作っても、医師の手術スピードが上がる訳でもなく、患者を診るための設備が増える訳ではないため、根本的な解決とはなり得ません。

    ・また、それに近いシステムが既にあるのですが、現在、病院側にそのシステムを操作するマンパワーが足りないために、空き情報をリアルタイムに更新出来ない…という問題が発生しています。

    ●救急病院が急患を受け入れられないなら、救急病院を辞めちゃえば?

    ・現実に次々と辞め…ていうか、潰れていってるんです…。過去5年で430件以上…。

    ・特に、重症患者を扱う「2次救急」、救急最後の砦である「3次救急」が減っていることが深刻な問題となっています。

    ・また、一つの病院が救急を撤退してしまうと、その病院が受け入れていた患者が他の病院に流れ込み、その病院のキャパシティをオーバーして受け入れ不能…という、「受け入れ不能のドミノ状態」に陥ってしまう…という危険性があります。

    ●1次・2次・3次って何?どれも救急病院じゃないの?

    ・救急病院は、患者の緊急度の度合いによって、「1次救急」「2次救急」「3次救急」…と種別されています。

    ・「1次救急」は、入院や手術の必要が無い患者が対象で、「2次救急」は、入院や手術が必要な患者が対象、「3次救急」は、1次・2次では対応できないレベルの重症患者が対象となっています。

    ・ここ数年、救急医療が不要なレベルの「軽症患者」が、夜間救急…特に「2次救急」「3次救急」に駆け込み、夜間救急がパンク状態になっている事が、深刻な問題となっています。

    ●2~30件も断わられる事なんてあるの?

    ・大多数の救急が、マンパワー不足・キャパシティ不足のために、常にパンク寸前(or 本当にパンク)の状態に陥っており、2~30件、いや、それ以上断られる可能性は、大いにありえます。

    ・また、過重労働で医師が倒れる、燃え尽きて退職…などで、救急を辞める病院も出ており、今後は「受け入れ不能」状態が加速、最悪、「たらい回せる病院」すら無くなり立ち往生…という事態もあり得ます。

    ●救急病院が多い東京でも患者の受け入れが出来ないのはなぜ?

    ・救急病院は多いですが、それでも追いつかない程に人口が多すぎるんです。

    ・また、東京の周囲の他県の受け入れ状況も非常に厳しく、他県からの救急患者が東京に流れ込んでしまっている…という問題を抱えていたりします。(大阪府も同じような問題を抱えている)

  11. 匿名 :

    様々な問題点を包括的に書いてくださいましたが加古川心筋梗塞事件判決にこだわるべきではありません
    実際地方によっては基幹病院がすべての救急患者を一旦受け入れてから移送しているところもあり成功しています
    現場の熱意を挫く法的規制に問題があるのは事実です

  12. 匿名 :

    弁護士のタライ回しの方が問題だ。
    医師には応召義務があるが、弁護士は儲けにならない事件は蹴る権利があるらしい。
    それなら弁護士養成に税金使うな!

  13. 匿名 :

    そもそも「たらいまわし」なんてマスゴミの造語使っちゃう時点で投稿主のリテラシーにも若干問題があると思うぞ。
    あとコメ欄でちらほら見受けられる「医者はとにかく働いて死んで当然だ」といわんばかりの傲慢さ。
    これが医療崩壊の原因だろうさ。

  14. てんちょこせ :

    家は、病院にも、弁護士にも、たらい回しにされとりますがな。

  15. 匿名 :

    @ てんちょこせ:
    同意。自由診療の美容形成なんてブラックボックスだである。

  16. 匿名 :

    医学部の定員が8800人と史上最多になったが
    将来国民医療費を押し上げる原因となる予感がする

  17. とも :

    また救命病棟始まってたまに見てます。
    私の家族はまだ皆元気です。
    でももしかしたら明日にでもお世話になってしまう事があるかも…と思うと怖いです
    お世話になるならまだしもたらい回しにされて死んでしまったら…。
    真っ先に責めるのは断ったお医者様でしょうね…。
    でもドラマを見てると違う気がする。
    責めるのは病院ではなくもっと上。
    環境を変えないと受け入れ拒否されて亡くなる人は増えていくんでしょうね。
    最近少子化で合併する学校増えてますよね。廃校になってしまった所よく見かけます。
    そこを救命病棟専門にしてしまうとかいい方法ないんですかね…教室にベットじゃなくて布団だけ敷いて。
    それだけでも少しでも多くの人が助かる気が…なんて甘い考えかな?

  18. 匿名 :

    急病センターはコンビニ化している
    札幌が典型だ
    ろくな医者もいないから重傷は札幌医大の救急部に送る

  19. どさんこ :

    あそこは救急医療の専門家がいなくて、医師会員の回り持ちだろ。
    ここでは論外だな

  20. 匿名 :

    勤務医の6%が忙しすぎて自殺を考えたころがあるという調査結果が出た。
    経済的にもめぐまれているはずの医師にしてこの数字は驚きである。
    実際に自殺した人は少ないとは思うが、やはりなんとかしないとまずいだろう。
    国民の医療の担い手なんだからね。

  21. 都筑てんが :

    6%しかいないのが驚きなんですが。

  22. 匿名 :

    医師不足はなくて、医師偏在なんでしゅよね。
    要するに魅力のない職場には医師は寄り付かない。
    魅力というのは報酬ではありません。
    自分の経験知識を生かせるか、障害研修ができるか、他人の役に立つかということ。
    そして、最後に優秀で素直な看護婦がいるかということです。
    したがって、たとえば某市の急病センターのように月10回の当直で年収1400万円でも年中医師不足ということになる。

  23. 匿名 :

    薬剤師は多いですね?
    小さい薬局(病院の隣くらいにある)に畳八畳位に女性薬剤師8名(常時)
    いつもだべっている。
    薬を貰うときに状態を聞くが、いつも医者でもない方になぜ説明しなければならないのか?と思う。
    薬の説明なんてしてもらった事もない、説明書もない。
    ただあるのは袋に朝、昼、晩食後に飲むしか書いてない。
    大きな病院は薬局があるので早く、安い。
    この違いが分からない。

  24. 匿名 :

    民主党のマニフェストに医師数を1、5倍量にふやすというのがあったが
    現在の自由開業自由標榜のもとでは無意味だ

  25. 匿名 :

    医師免許にもペーパー医師の返上制度と、青葉、枯葉マークが必要だな。
    医師不足だからって70過ぎたボケ医者をいかしておくのはいかん

  26. 匿名 :

    医師免許更新制がひつよう
    臨床経験のない医師が当直したり
    九十歳の何も新しい知識のない医師が臨床やったり
    大問題だろ

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