GMPとは何ぞや
投稿者: 霜山龍志 投稿日時: 2009/05/16 7:55:06
GMPとは文字通りgood manufaturing practiceつまりよい製造習慣ということですが、その現実は文書主義と形式主義に毒されており、良い習慣というより、悪い責任転嫁といったほうが正確でしょう。
もともとわが国にはQC活動があり、これが良い品質管理の習慣だったのです。ところがキリスト教世界だけの「世界標準」という黒船の襲来で和魂洋才どころか、骨の髄まで売り渡して、その上悪いところだけ真似したのがGMPやISOやHACCPだといってよいでしょう。
品質管理というのは、知識と経験をもったプロが真剣に仕事することで生まれるものであって、SOP【標準作業手順書)があれば、素人でもきちいんと仕事ができるなどという謝ったGMP解釈が横行しているようではお話になりません。
しかも、不必要な工程がふえれば、過誤の確率は当然増加します。
東海村の事件では手順を遵守しなかったのが事故の原因でしたが、手順を遵守しなかた理由は手順の理由が理解されていなかったからでした。
横浜市立大学病院の手術患者取り違え事件は手順不備が原因ではなく、一人の看護婦が2人の患者を一度に手術室に箱花kればならない労働条件に問題がありました、とkろが調査委員会はそういう森をみないで、木だけを見て、凡庸なそして有害な結論を出したのです。
有害とは手順を増やすために、また文書をふやすために看護士の仕事が増えて、肝心の医療行為に集中できなくなったこと、そして忙しくなるため結局はみていないところではせっかくの手順を省いてしてしまうことです。
形式主義文書主義の嵐は製造業だけでなく、医療というサービスの現場にも吹き荒れています。そこでは管理職の仕事は医療ではなく、文書作成と監査対策になっています。
きわめつけは病院評価機構であります。病院機能評価の問題点はm3comでも100萬ビューに届きそうな大きな話題になっていますが、日本人はそのまじめな性格ゆえ、建前に拘泥して大事な本質を忘れる傾向があるようです。

2009/7/12 日曜日 at 9:50 AM
GMPの思想つまりマニュアルどおりにやればだれでもいいという思想が
個人の尊厳をおかし非正規雇用の根拠となり
日本社会を浸食している
脱欧米が必要だ