蔭位?毎日新聞の独善性

投稿者: 無知蒙昧爺 投稿日時: 2009/05/15 19:09:15

蔭位(おんい)なんて言葉をご存知な論談読者がどれほどいらっしゃるであろうか?64にもなる筆者もこの歳まで見たこともなく、当然のことながら意味は分からなかった。この難解な言葉が15日の毎日新聞夕刊(世襲に関する特集)に何の解説もなくルビだけふって掲載された。

すぐにWikipediaで調べてみたところ:
蔭位(おんい)とは、日本の律令制体制のなかで、高位者の子孫を父祖である高位者の位階に応じて一定以上の位階に叙位する制度。父祖のお蔭で叙位するの意。この仕組を蔭位制(おんいのせい・蔭位の制)とも呼ぶ。
とのこと。

記事ではある作家の発言と言及していたが取材した記者も恐らく初耳であっただろう。いやこの記者は博学で知っていたから何の説明もなく記事にしたのかも知れない。

記者は大多数の読者の立場になって記事を書くのが当たり前であって、新聞が大多数の読者が知らない故事や漢語で埋まったら新聞を読む人はいなくなってしまう。このような難解な言葉を記事にするときに簡単な説明が必要であることに気づかない記者の鈍感さや常識力の欠如が問題だ。

朝日や読売のはるか後塵を拝す毎日のお粗末さ、独善性を垣間見た。


これまでのコメント

  1. 下原智恵 :

    >>無知蒙昧爺さま

    知らないことっていろいろありますねぇ。

    「蔭位」や「蔭位の制」でしたら、高等学校の日本史B教科書に出てきますよ。入試問題にも出てくるとか。

    まあ、戦後は日本史をまともに習う学校が少ない状況のようですから、「大多数」の日本人は「知らない」かもしれませんね。

    ただ、読者の知らない言葉を出して、辞書等で調べさせてくれて新たな発見を与えてくれるという、知的刺激を与えてくれる新聞があってもいいのではないでしょうかね。無知蒙昧を啓く「啓蒙」もメディアの一つの役割です。

    朝日にしても読売にしても、かなり難しい漢語やカタカナ語を使っています。日本経済などは(むろん読者対象がある程度絞られるからとしても)専門用語が頻出します。「蔭位」一つを例にして、毎日”HENTAI”新聞の「お粗末さ、独善性」を論じることは無理があるような気がします。

    そんなあなたにピッタリの新聞があります。是非ご購読を。
    ttp://mainichi.jp/life/edu/maishou/

  2. 匿名 :

    下原さんはインテリでらっしゃるのね。
    それはともかく晦渋な表現を引用するから程度が低いという投稿者の意見はいかがなものでしょうかね。

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