新型インフルエンザ対策のために (霜山)

投稿者: 投稿日時: 2009/04/28 8:45:10

WHOが新型インフルエンザの警戒レベルを4/6にあげ、厚生大臣が新感染症法に基づき新感染症の発生を宣言した。

こうした場合わが国では医学的予防対策はよいのだが、リスクコミュニケーションに問題があるため、インフルエンザの実害よりもアナウンスメント効果の実害のほうが大きいということになりやすい。
そうした不幸を防ぐためには以下基本的認識が必要である。

1. 豚インフルエンザはN1H1型なので、新型インフルエンザである

2. しかし、鳥インフルエンザ(N1H5)と異なり強い毒性ではない、つまり人インフルエンザと同じ程度の毒性

3. ただし、人インフルエンザと異なり若者での死亡率が高い

4. 日本の豚では確認されていないので、豚に近づいて感染することはない

5. 豚インフルエンザはヒトヒト感染が確認されている点が、鳥インフルエンザと異なる

6. メキシコおよび境を接する米国からの帰国者がインフルエンザ症状を訴えたら豚インフルエンザの可能性がある

7. その場合ヒトヒト感染を防止するため、まず保険所に電話で相談すること

8. 治療にはが有効である

9. ワクチンの製造には6か月くらいかかるので間に合わない

10. 厚いマスクの使用は感染予防にある程度有効である。

2については説明が必要だが、SARS同様、免疫力の強い固体が過剰反応して、サイトカインストーム(炎症などの原因となる血液細胞由来の小分子物質)を起こすのが原因であろう。


これまでのコメント

  1. 追加 :

    薬の名前を書き忘れました タミフル
    外国産豚肉については加熱すればウイルスは死ぬので全く問題ありません

  2. 匿名 :

    あまり、情報が多いと国民は、関心をもたない、今やる事は、外出から帰ったら、手洗いとウガイ、マスクと手袋を外出ごとに変える事。

    基本だけ話をして、風評被害を止める事に重きをおき、豚肉から感染はしない事を広報すべきだ。

  3. 追加 :

    関心もたないならいいのです。
    もちすぎて、神経質になるからだめなのです

  4. 匿名 :

    @ 追加:
    そうかもね、ごめん。

  5. 匿名 :

    何年か前の、香港発SARS大騒ぎのことを思い出します。関西観光旅行をした台湾人観光客の一人が帰国後発病。もうすでに何日か経っているというのに、御一行様のが通過経路をご丁寧に消毒。大阪の地下鉄の切符売り場や姫路城の欄干など。そしてその消毒風景を、これまた御丁寧に、TV局のカメラが追いかける。何の実効もないのに、ほんまにアホかいなと思いました。こういう時こそ、阪大や京大で公衆衛生学を講じている先生方は、そんな形式的消毒は無駄、と明言してくれなければ。またまた、ニュースの欲しいマスコミは、ブタ騒動を放送すれば、時間を埋めることができる……。

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