妹の「自殺」

投稿者: ok uma 投稿日時: 2009/04/22 13:04:26

平成20年9月 妹が自殺した。36歳だった。
約4年前、故郷の沖縄から埼玉に住んでいる自分の自宅に遊びに来て以来の再会がお通夜の棺桶の亡骸の妹の姿だった。かける言葉も出なかった。

母と長女が、死に化粧を施していて今にも「むくっ!」と起きてきそうな感じがした。
何が原因だったのか。自殺した原因は知らない。

生前、以心伝心的な妹との心の会話はなかったが、死後は、妹の声が自分の心を通して聞こえてくる。お通夜の席からだ。

霊的人生観から見れば、不思議な事ではなく、妹の魂は今も実在するあの世の世界で生きている事を実体験させられる。自分も後何十年かすれば、仮のこの世から実在するあの世に旅立たねばならない。妹と再会できれば嬉しいことだ。

ただ、自殺した事がきがかりで、心配だったが、お通夜の席では妹に悲壮感は感じられなかった。
ただ「ごめん、ばかした」と、自分の心に見え聞こえてきた。性格は明るく、陽気な妹だったので、あの世でも元気に暮らしていると思う。

今では、自殺した妹を「しょうがないな」と許せる。
妹を知る友人、知人には妹が自殺したとはいっていない。原因不明の事故死といっている。

正直、自分も恥ずかしいし、相手が気を使うから、いわないようにしている。
何より、妹の名誉のため、自殺したとはいえない。

妹の亡骸は火葬され、父親の住むアパートの部屋にお仏壇と写真とお骨を安置した。
夜中、仏壇前で寝ていると自殺した姿で妹が「ぼとっ」と自分の心に落ちてきた。
全身、ザーッと鳥肌が立った。時計を見ると夜中4時20分。なかなか眠れなかった。

朝になって隣の部屋で寝ていた父親が、夜中の4時20分ごろ霊体の妹が添い寝しに来たから自分の腕にシーツをくるんで一緒に寝たよといっていたので、それでかと思った。

年間、3万人の自殺者が出る今の日本は、尋常じゃない。今の自分にとっては他人事ではない。
自殺者をこれ以上出さないことを神様に願うしかない。 


これまでのコメント

  1. 自燈明 :

    自殺は 心の病です 
    この今に生きている事を実感してもらっていたら、自殺するような行為には
    いかなかったでしょうね!

    昨日も芸能人の清水ゆき子さんが母親の看病疲れ?で自殺してしまわれたとの報道が
    あります。
    冷静に考えたら自殺は出来ません。残された母親は誰が面倒見るのでしょうか?
    自分ひとりで考える真面目な方が命を絶たれます。
    悲しい事ですね。

    この国は 誰も安心して生活を保障してくれなくなりました
    経済的に、生活者の最低保障までも奪ってしまっています
    こんな国が 何で「美しい国日本」なんでしょうか。

    自然は確かに 四季があり美しいです
    しかし、この国の政を行っている方々は 本当の美しいこころの有る方々ではありませんね! 国民の為に では無く 自分の為に政をやっているとしか思えません

    美しい国になるための 国民が 希望をもてる国に 一刻も早くなってもらいたい!
    その時には 自殺者は 半減しているでしょう。

  2. 匿名 :

    08年交通事故死者数は5,155人だった。
    昨年の自殺者数の6倍あたる。

    車の自動車ショーは、日本では縮小され上海では拡大された。

    道路特定財源が国会でやっと一般財源化になったが、政治家はこの現象を感じているのだろうか。

    少子高齢化、弱者切捨て、自殺者増加、母子救急医療の破綻と命の重さは軽くなり、人口減少、実労働者減少、自動車所有率減少なのに道路だけは作り続けるとは。

  3. 通りすがり :

    簡単に「年間、3万人の自殺者が出る今の日本は、尋常じゃない。今の自分にとっては他人事ではない。自殺者をこれ以上出さないことを神様に願うしかない。 」というのは今の時勢の流行言葉ですが。
    ただ大昔から自殺者はおびただしい数がいたわけで、日本の自殺者が1万人以下ならいいのかということも出来る。中国は莫大な数の自殺者をだしてきる。(人口比でも)

    全動物の中で、個として自殺が出来るのは人間だけ。知能が発達したお蔭とも言える。
    ただ自殺は悪い事としたのは、これが進むと人間社会が縮小するからなのか。
    十数年いわば植物のようになって死ぬことより、私はその時は尊厳死の道を選びたい。
    心の尊厳死。老いからの尊厳死。病魔からの尊厳死。

    こんな意見は、悲しい想いをしているok umaさんには不適正だと思いますが御免なさい。
    原因はあると思いますが、それをもう深追いしないほうがいいと思います。そして妹さんのこと、あなたの心の引出に入れてしまうことです。そして落ち着いたら時々引出を開けて会うことでしょう。霊的な世界は嘘です。その世界には近寄らないように。単に自分の「忘れたくない」という欲望を満たすだけです。

    人間は死んでしまえば、PCでの消去と同じです。居るとすれば霊では無く、想いとして残された人の脳の中です。そう脳の引出の中です。いい想い出として引出にしまうことです。脳は忘れ易いですから、今の悲しみも数年すれば薄くなって行きます。

    やがて「つみきのいえ」のじーさんのように、粛々と残りの人生を生きて行きます。

  4. 匿名 :

    そろそろ人類は死の選択の自由を正当な倫理観として
    受容しなければならない時期に来ているのかもしれない。

  5. 匿名 :

    自殺が悪だという倫理観を棄てなければならない時期に来ているかもしれない。

  6. 匿名 :

    自殺を選ばなければならい程の苦痛を経験した者は
    一度、その苦痛から解放されたとしても、再び、その
    苦痛に戻ることを避けたいがために、苦痛が解放された
    最高の幸せの状態をずっと維持するために自殺をあえて
    選択するものもいる。

  7. 匿名 :

    清水由紀子は、真面目過ぎたんだね、昔は、周りの皆が心配してくれたけど、今は知らん不利するのが当たり前。

    自殺するしか訴えられない程苦しんだのだろうね。

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