北の暴挙にも「冷静さ」を失うなとする意味

投稿者: はる 投稿日時: 2009/04/06 21:18:43

北の暴挙にも「冷静さ」を失うなとする意味

北朝鮮がとうとうミサイルを打ちましたね。昨日(5日)のテレビは、東に(日本に)向かって発射された暴挙だとする報道ばかりでした。また、何時もの日本政府の危機高揚報道です。

無水端里(ムスダンリ)ミサイル発射基地は北緯40°51’34’’にあります。そしてその真東は青森市と同緯です。

ミサイルは秋田、岩手上空を飛び越えて太平洋に落ちました。真東から南に(EES方向)に約15度ずれていました。地図でこの直線をたどれば、その先にはハワイがあります。

当然、北は日本を対象とした訳ではありません。米に対するアピールです。
それにもまして、日本の戦時体制化のような報道はなんなのでしょう。

特定非営利活動法人(NPO法人)「ピースデポ」の梅林宏道特別顧問(71)は「騒ぎすぎと言うのが基本的な認識。政府は国民に対して安全だと言いつつ、一方でミサイルを撃墜するようなトーンで警戒感をあおっている。冷静に見守るべきだ」と言っていた。

この「冷静に見守る」とは、どういう意味かを考えます。

私が「在日米軍基地反対」や「憲法9条尊守」のことを話せば必ず、「北朝鮮がミサイルを打ってきたらどうするのだ。」とか「中国は東シナ海の尖閣列島から日本の侵略を狙っているではないか。」とか、「日本は自分で守れない以上、強力な米軍に守ってもらうしかない」とする日米同盟唯一派や対米追随の独自思考放棄派の方々が私を批判します。

そして、日本も「9条」を改憲し、「日米同盟を強化一体化して、もっと軍備を整えなければいけない。」さらには、「日本も核武装をする必要もある。」とのことを言います。危険な間違った考えです。

中国や北は、今日本の仮想敵国ですね。
それを増長するように大新聞はじめ、マスコミは北の脅威を煽り立てます。
どうして、中国や北は日本の「仮想敵国」なのでしょうか?

それは、アメリカに都合が良いからです。自民政府はアメリカに忠実です。
中国と仲良くしようとした、田中角栄前総理はCIAにスキャンダルを暴露され失脚しました。

そして日本国民が、中国や北やロシアを批判している限り、アメリカの思う壷です。しかし、アメリカ追随派の愚民は、どうしてかを考えません。

そのことが今や、日本はアジアからの孤児になろうとしていることさえ感じていません。
私は北が国民を飢えさせて、軍事を鼓舞していることには当然の如く賛同はしません。拉致問題も解決していません。金正日には激しい怒りを覚えます。

しかしながら、かと言って日本も米軍と一体になって軍事協力をすることは反対します。今北の横暴に対して、軍事強化を容認する下地を作ろうとしているように感じます。

アメリカに頼るのではなく、日本独自の平和外交。徹底した交渉外交を北とすべきだと思うからです。

「憲法9条が最大な安全保障」だと言うことを知らなければいけません。

売国奴と思っているコイズミ元首相を唯一評価できることは、日朝国交正常化宣言(「ピョンヤン宣言」)をしたことです。

しかし、その後に続く政治家はいない。外交のアソウと言うのなら、命を懸けてでも金正日と交渉をしてもらいたいと思います。そうすると姑息なオザワ叩きをせずとも、支持率は自ずと上がります。

以下に、私が予ねてから主張していることを明確に示して頂いた発言があります。この場をお借りして、紹介させて頂きます。

大阪経済法科大学 吉田康彦客員教授(5日 テレビ朝日 スクランブルより)

『金正日総書記の)威信の回復、権威の向上、国威発揚のためだが、当面続投する おれがやる 軍人たちよ おれについて来いというメッセージ。
マーケットとして中東を見据えているということです。ミサイル配備は同時に中東のマーケットにもなる 輸出市場にもなる それも(外交)カードになる 一挙両得だ。
日本だけが言葉は悪いが大騒ぎしている。北朝鮮の脅威を逆に利用して日本をある方向に持っていこうとする勢力が存在する。短期的には麻生内閣の支持率向上に北朝鮮の脅威を利用する。長期的には日本もミサイルを持って核武装して脅威に対抗すべきであるという、そういう議論が国民世論としておこるのを期待している。そういう生き方に日本がこれから活路を見出そうという人たちにとっては、北朝鮮の脅威 特に今回のミサイル人工衛星の打ち上げは絶好の材料となる。
北朝鮮は36年間の植民地支配に対する償いをさせて、日本から補償賠償をもらうんだと言っている。私が(北朝鮮に)行くたびに日本国民としての脅威を語ると、彼らは笑うんです。日本は「銀行」だと。我々の民族の血と汗と涙を預けてあるんだと。今利潤を生んでお金になっているんだと。それを取り戻すんだと。そこを何で攻撃するのだ?という論理です。』


これまでのコメント

  1. ぽんちゃん :

    >アメリカに頼るのではなく、日本独自の平和外交。徹底した交渉外交を北とすべきだと思うからです。

    異論はありません。

    >「憲法9条が最大な安全保障」だと言うことを知らなければいけません。

    アメリカに頼ることなく、独自に・・・どこか別の所に頼るのですか? それとも、丸裸に近い状態でヤクザ同然の国家と交渉や友好的な外交が出来るのですか?矛盾していませんか?

    貴方の言われるよう騒ぎすぎてもいけないが、能天気に構えて悠長なことも言っていられないと思うのですがね。

    貴方が例に出されたドコゾの例ように、我国は金づるなんですよね。

  2. 匿名 :

    >「憲法9条が最大な安全保障」だと言うことを知らなければいけません。

    あなたの投稿内容は間違っている。
    あなた、自身、日本人を装った在日朝鮮人である。
    日本国内での妨害活動を停止せよ!

  3. 匿名 :

    自分の考えと違ったら在朝か?じゃあこの国は朝鮮だ。
    お前は大バカ日本人だ。

  4. 学者芸者 :

    吉田って、拉致は絶対にないと言い張ったインチキ人間のことですか

  5. はる :

    ぼんちゃんさん

    >我国は金づるなんですよね

    アメリカの金づるだから、アメリカに頼らざるをえない。という意味ですか?

    匿名さん

    >あなた、自身、日本人を装った在日朝鮮人である。

    この意味する所をご説明下さい。

  6. ぽんちゃん :

    >彼らは笑うんです。日本は「銀行」だと。我々の民族の血と汗と涙を預けてあるんだと。今利潤を生んでお金になっているんだと。それを取り戻すんだと。そこを何で攻撃するのだ? 

    今の利潤 → 麻薬、P業界等からの不正送金、国家単位での恫喝による資金調達

    預けたとされる、血、汗、涙 → 待遇の良い在日朝鮮人の方たち、在日系やくざの方たち

    おらもたしかにアメリカにも旨く儲けられていると思うよ。

    だから、おらは【アメリカに頼るのではなく、日本独自の平和外交。徹底した交渉外交を北とすべきだと思うからです。】という件には【異論は無い】と言ったのです。

    アメリカに頼らずにヤクザ国家と交渉するのに、憲法9条厳守のままでは旨く出来るわけがないでしょ?だから矛盾していると言ったのです。

    まさか、アメリカの軍事力抜きで、現在での我国の存在が保たれると本当に思っているのかなぁ・・・

    余計な事だが、はるさん曰く【どうして、中国や北は日本の「仮想敵国」なのでしょうか? 】・・・仮想敵国ではないのなら、愛すべき隣国なのですかな?

    読み方によっては匿名さんのように朝鮮系の在日の方と思われても仕方の無い事。おらの想像だとはるさんは、現在では希少価値すらある共産哀愁ロマンが忘れられない人なのではと思っているのよb 

  7. はる :

    Wikiによれば、
    『吉田は北朝鮮による日本人拉致問題について、1997年に「(拉致は)伝聞に基づくものであり、工作員の特定もされておらず、実態として韓国安企部の情報操作に躍らされている」と北朝鮮の犯行に対し疑念を表明したことがある。』

    しかし、その後、北の拉致について、吉田康彦のホームページ(2004、8.1付)では、誤りを認めていますね。
    『以上は、過去10年間、私が朝鮮問題で発言してきた主たる論点である。最後の拉致問題だけは、2002年9月の小泉訪朝の際、金正日総書記が「北」の犯行であることを認め、謝罪したため見通しは不正確だったが、』

    一方、私が書いた記事の本論は拉致うんぬんを言うものではなく、「北のミサイル発射に対して、日本はどう冷静に対応するか。」であり、「その冷静な対応とは?」の問題提起をしたつもりです。
    それに踊らされて、よもや「日本も核武装化を」の世論が起きることを警戒します。
    電波芸者さまは、9条改憲派であり、戦争肯定派であるように感じます。

    それこそ、アメリカが日本に求めているプロパガンダです。
    超党派で作られた「新憲法制定議員連盟」の会長中曽根康弘はアメリカの手先です。「戦争ができる美しい国」を作ろうとしています。そして、この連盟の目的の一つに市民運動の「9条の会」を潰すことが、設立趣旨に書かれています。

    9条はアメリカが日本に押し付けた憲法ではありません。大方の方は誤解しています。9条は幣原喜重郎元首相がマッカーサーに草案したものだと言われています。また、憲法学会では、「日本人の感性が現憲法を作ったとする解釈」が定説となっています。

    私は、北朝鮮とは「日朝国交正常化」を望むものです。そして、日本の軍国化に反対するものです。これらのことを、阻止または促進している影にはアメリカの意向があるから、そのことに注意しなければいけないと言うことから、吉田さんの発言を引き合いに出しました。
    田中真紀子がサンプロで「日本人はCIAの影があることを気づかなければいけない」と言いましたね。まさにその通りです。

    政府に踊らされてはいけないと思うのです。
    そして、絶対に戦争はしてはいけないと思うのです。
    ただ唯、平和と叫んでも平和は来ません。反対にアメリカの要請で、今日本は戦争をしていますよ。

    参考:http://alternativereport1.seesaa.net/archives/20090330-1.html
    (米国の対アジア外交)オルタネティブ通信

    ぼんちゃんさん
    >まさか、アメリカの軍事力抜きで、現在での我国の存在が保たれると本当に思っているのかなぁ・・・

    そうです。日本独自でやらなければいけません。中国と協働して。
    どうしてかは、上の参考ブログをご覧ください。

    何度も云いますが、日本は隣人と仲良くしなければいけません。まだ、日本には国力があるから東アジアで、中国と肩を並べて指導的地位が築けます。
    私は純粋な日本人です。

    脱アメリカをしなければ日本はアメリカと心中します。

  8. ぽんちゃん :

    貴方は中国がすきなんですね。おらは中国と仲良くするためには中国共産党の存在がとても邪魔だと思う。理由はいまさら言う必要ないでしょ?

    アメリカの使い走りも当然嫌だが、それを脱却するには憲法9条を改憲するしかない。

    自国は自国で守る。どの国でも至極当たり前の事。9条厳守で亜細亜で指導的地位確立なんてどうやれば出来るのですかね?

    悠長な事を言っていると日の丸の代わりに赤い旗が立っちまうか、51番目の州にしてくれとアメリカにお願いするハメなっちまう。

    はるさんは【9条改憲】=【軍国主義の復活】と昔すりこまれた事が脳裏に浮かぶのかもしれないが、今の日本人はそれほど馬鹿じゃないぞ。

    まぁ、脱アメリカには賛成だが、そのかわりに親中だ何ていう宦官思考みたいのは感心しないがね。

  9. はる :

    @ ぽんちゃん:

    貴方のおっしゃっている意味が分りかねます。
    まず、①私は中国が好きや嫌いのことを書いていません。これからは中国が中心となった世界になる。そうしたら、自ずと日本もアジア外交に主体を置くことが大事になってきます。だから、日本は(東)アジア安定化のために中国と協同関係を築く必要がある。と言っているのです。
    ②憲法9条を改正して、自国は自国で守る。ということは、聞こえはいいのですが、具体性がありません。中国は原発を数百発持っています。そして、日本は2発の原発で滅亡します。そもそも、軍事で対抗・平和の拮抗を得ようとすること自体が現代のグローバル世界には時代遅れです。中国も日本もお互い経済ではなくてはならない存在です。
    日本が軍事大国(今でも十分大国ですが)になればなるほど、アメリカの思う壷です。

    ご紹介した、「オルタナティブ通信」は読んでいないようですね。
    私が主張していることは、平和活動団体(9条の会、平和委員会等々)や心ある政治評論家達の総論でもあります。
    新聞やTVしか見ない国民は、自民党(=普通の戦争ができる美しい国)の宣伝に啓蒙されています。社会保障は切り捨てられ、公共事業は悪者にされ、防衛費だけはちゃんと確保されています。
    まさしく、今のアメリカの日本版がつくられようとしています。
    親中反米と言う言葉は私も好きではありません。戦争をしないためにはアジアはアジア人同士仲良くする必要があると言っているのです。

    早晩アメリカはデフォルトします。(私は今年中と睨んでいます)その時を見据えてアジア外交の確立が急務です。

  10. ぽんちゃん :

    @ はる:

    >貴方のおっしゃっている意味が分りかねます。

    現実を直視しない理想論は矛盾だらけで意味が無いんじゃ?と言っているのですよ。・・誤解のなきようおらは戦争肯定論者じゃないよb

    >、①私は中国が好きや嫌いのことを書いていません。これからは中国が中心となった世界になる。そうしたら、自ずと日本もアジア外交に主体を置くことが大事になってきます。だから、日本は(東)アジア安定化のために中国と協同関係を築く必要がある。と言っているのです。

    <ぽん>
    経済のみを主体で考えるのなら中国との共同関係は大事だろうね。そこで、はるさんにお聞きするが、経済抜きで現在の中国国内、及び亜細亜圏での中国の政策についてコメントを是非お願いしたいですね。

    >②憲法9条を改正して、自国は自国で守る。ということは、聞こえはいいのですが、具体性がありません。中国は原発を数百発持っています。そして、日本は2発の原発で滅亡します。そもそも、軍事で対抗・平和の拮抗を得ようとすること自体が現代のグローバル世界には時代遅れです。中国も日本もお互い経済ではなくてはならない存在です。

    <ぽん>
    自立自国防衛での9条改憲は聞こえがよく具体性が無いときましたか。おらが思うに、攻めるのではなくあらゆる事を想定した上で防備をまず固める事。アメリカ主導じゃない国際貢献だって発生するでしょ? 現行のままで協力も出来ずにまた金で解決?貴方の言う亜細亜においての指導的立場の確立も出来ませんよねぇ。国際貢献を果たすにも改憲は必要じゃないのですかね。

    >紹介した、「オルタナティブ通信」は読んでいないようですね。

    ご紹介有難うございます。休みの時にでも拝見させていただきます。

    >新聞やTVしか見ない国民は、自民党(=普通の戦争ができる美しい国)の宣伝に啓蒙されています。社会保障は切り捨てられ、公共事業は悪者にされ、防衛費だけはちゃんと確保されています。

    自民政権であろうが、来るかもしれない民主政権であろうが、国民を蔑ろにする政権はけっして支持しない事。その辺りは今田さんを筆頭とする民主応援団の方や自民応援団の方とのやり取りを御覧になれば十分じゃないですかね。

    もっとも、はるさんが日本独特の共産哀愁ロマンの信望者だとしたら、いくら御覧になっても無駄でしょうけどね。

    そうそう、中国共産政権の崩壊は何時あるのですかね?亜細亜は平和になると思うのですが・・・(^^)b

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