JTBの宿泊プランは「手配旅行」ではない
投稿者: 旅行会社経営者 投稿日時: 2009/03/24 20:26:03
普門エンタープライズの業務停止(事実上の倒産)で、同社が代売したJTBが代金未回収を理由に旅行実施を拒否している、と匿名投稿(ハンドルネームは書いて下さいよね)が連続したが、JTBは「同商品は募集型企画旅行ではなく、パンフに記載もあるように手配旅行であるので旅行実施の責任はない」と言い切り、投稿者さんもこれ以上の要求を諦めたようです。
最初と2回目の投稿では旅行業法上でいう旅行種別が書かれていなかったので、委託販売契約(いわゆる代売)のある募集型企画旅行と推測して私の意見を書いたが、JTBもJATA(日本旅行業協会)も「パンフ記載の通り、宿泊プランであり、これは手配旅行である」と主張したようですね。
しかしながら私は例えパンフに記載があっても、JTBの宿泊プランは募集型企画旅行であると思います。私の会社でも数年前までは宿泊プラン商品を手配旅行として販売してきましたが、業法改正と消費者保護の面から考慮して「主催旅行」(当時はそう呼んでいました)に変更しました。
大手はもちろん主だった旅行会社はほとんどこのようにした経緯があります。当時はJATAも加盟旅行会社にそう指導していたと記憶しています。国土交通省の指導も同様だったはずです。
いつのまにか、JTBもJATAMも変わったのでしょうか?
宿泊プランが手配旅行ではない根拠は:
1.旅館を選ぶのは消費者だが、その施設の選定は旅行会社が独自に行う
2.旅館が公示している価格ではなく、旅行会社が任意に定めた販売価格である
3.仕入れ価格(原価)と販売価格には、純然たる手配旅行による手数料以上に大きな差がある
4.代売になじまない手配旅行を委託販売するのは不自然である
以上です。
2回目の投稿(「朗報」)にはJATAも投稿者さんの要求を認めた、とあったのですが、協会の姿勢がその後に変わったのですか?
JTB不買運動などではなく、できれば投稿者さんにはもっと戦っていただきたいです。
