普門エンタープライズ倒産関連:JTBとの交渉結果速報

投稿者: 投稿日時: 2009/03/23 23:36:29

普門エンタープライズ倒産に伴うJTB旅行商品のサービス不履行と追加代金請求の件で、日本旅行業協会(http://www.jata-net.or.jp/index.htm)を交え、JTBに対し、すでに入金・支払いした旅行商品のサービス履行を求める交渉について結果が出ました。

その結果とはJTBの旅行商品について普門エンタープライズが受託販売し普門エンタープライズに入金した旅行商品については、JTBはその旅行商品のサービス履行は行う法的な義務はないとの結論です。これは日本旅行業協会の見解でもあります。

理由としましてはJTBが普門エンタープライズと交わした受託販売契約については旅行業法で定める手配旅行契約に属するため、旅行サービスの完遂義務(完成債務)は生じないとの法的見解です。
http://www.jata-net.or.jp/hosei/gyoho/new_gyoho02.htm

今回のJTB商品(JTBの北海道宿泊プラン)の商品パンフには小さい文字で手配旅行約款の定めが記載されており、JTBに債務が生じない法的なバリケードが施されているという状況です。

したがって、本件は日本旅行業協会の弁償制度を利用することとなりましたが、上限限度額が全体で7000万円と非常に低額であるため、弁償額が債権額の1割程度となる見込みでございます。

ただ今回、納得できないのはJTB商品が手配旅行契約であるということについてです。
旅行業法の定めではそのサービス形態は以下の三区分となっています。

1)募集型企画旅行契約
いわゆる「パッケージツアー」の契約のことです。旅行業者があらかじめ旅行計画を作成して、お客様を募集します。

2)受注型企画旅行契約
お客様のご希望をお伺いして旅行計画(日程、旅行サービスの内容、代金)を作成し、ご提案申し上げます。言うなれば“オーダーメードのパッケージツアー”の契約です。

3)手配旅行契約
お客様のご希望で、個々の鉄道、航空機等の運送機関、ホテル・旅館等の宿泊機関などを手配する契約です。

今回のJTB商品「JTBの北海道宿泊プラン」はどうみても、募集型企画旅行契約です。
ところが一方的に手配旅行契約を約款で消費者の知らないうちに定めているのです。

すなわち、JTBは受託販売契約と手配旅行契約のセットで自分に非が及ばないように法的なバリケードを築き、リスクを消費者に負わせるように仕組んでいるという分けです。

今後の私の自己防衛としてはJTB商品を買わないという不買対応するしかありません。
皆さんも旅行代行サービス商品を購入されている方はすぐにでも支払代金を焦げ付く前に
回収した方が宜しいかと思います。

この普門エンタープライズ倒産に絡み、連結して倒産する旅行代行業者が多発することでしょう。そうなったら数十万円の旅行代金は私のケースのように戻って来なくなります。

JTBの担当が言ってましたが、JTBも普門に債権が生じているようです。その人の話では旅行代行業者間で互いの債権が多く発生しているとのことです。ということは普門エンタープライズ倒産に絡んだ連結倒産が今後、予想されるということです。

また、今回の倒産劇を端として支払旅行代金の回収や旅行代行サービス商品のキャンセルがGWを目前に相次ぐ可能性があります。

ますます、手遅れした人の支払旅行代金の回収不能が多発する危険性が懸念されます。
皆様もお早く支払旅行代金の回収を行いましょう。

最後に一句。
代行サービス
他力本願
高くつく

航空代金は航空会社に、宿泊代金はホテル・旅館に、支払うべき所に代金を支払いましょう。
面倒くさくても代行サービスは、結局、高くつきます。


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